iDeCo

iDeCoって何?メリットデメリットについて分かりやすく解説します

「友達がイデコ始めたって言うってたけどイデコってなんだろ?」

「私もiDeCo始めたほうがいいのかなぁ…」

「メリットやデメリットについて詳しく知りたい」

 

この記事では、そんな疑問悩みを解消します。

 

この記事を読むとこれが分かる

iDeCoとは何か?

iDeCoのメリットとデメリット

iDeCoをやるべきかやらないべきか

 

柴犬くん
柴犬くん
結論から言うとiDeCoはとってもお得な制度だけどしっかり理解しないと損をする可能性ありです

 

そもそもiDeCoって何?

iDeCoとは、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金制度のことです。

 

「個人型確定拠出年金」や「個人型DC」とも呼ばれることがあります。

企業型DCについてはこちら

確定拠出年金とは:

簡単に言うと、老後の年金を自分で用意するための制度(加入者は100万人を超えた)

 

この制度に加入するのは任意で、自分で申し込みをし、自分で掛け金を拠出し、自分で運用商品を選ぶ必要があります。

 

加入できる条件拠出上限額はちょっと複雑で以下のようになります。

 

iDeCo加入資格と拠出限度額の図解

 

第1号被保険者(自営業など)は厚生年金などがないため拠出上限が大きくなっています

第2号被保険者(サラリーマンなど)は会社に企業型DCや企業年金があるかどうかによって変わります。

第3号被保険者(専業主婦)は拠出額は大きいものの、控除する税金がない場合節税効果が得られない点に注意

 

 

次で、iDeCo(個人型DC)のメリットデメリットについて詳しく書いていきたいと思います。

 

 

iDeCoのメリットとデメリット

この章ではiDeCoのメリットデメリットについてそれぞれ詳しく解説していきます。

iDeCoのメリット

iDeCoのメリットは下記の4つ。

  1. 掛け金が全額所得控除される
  2. 運用での利益に対して税金がかからない
  3. 受け取る際に控除が使える
  4. スイッチングが使える

 

柴犬くん
柴犬くん
順番に解説していきます

 

1.掛け金が全額所得控除される

iDeCoでは自分で決めた、拠出金額(積立する金額)分だけ所得から控除することが出来ます。

 

所得控除というのは簡単に説明すると、稼いでないとみなされるわけですので、次のような節税効果があります。

 

掛け金×(ご自分の所得税率+住民税10%)分だけの節税効果

 

分かりやすいようにモデルを用意してみました。

 

例:毎月の拠出金1万円 所得税率20% の場合

年間の掛け金12万円×(所得税率20%+住民税10%)=3万6000円節税となります。

これを同条件で30年続けると、節税効果は100万円にも上ります

 

節税効果だけで100万円浮くと考えると非常に大きなメリットと言えますよね、

 

iDeCoでは掛け金が所得控除される

 

 

2.運用の利益に対して税金がかからない

iDeCoでは「自分で決めた商品」にて運用を行います。

選べる商品には投資信託や銀行預金などなどありますが、当然利益が発生します。

商品によって利益率は変わりますが、iDeCoではその全てに対して税金がかからないというメリットがあります。

 

iDeCoでは運用益に対して課税されない

 

 

3.受け取る際に控除が使える

iDeCoを受け取る際の方法は大きく3つあります。

  1. 年金として受け取る方法
  2. 一時金として受け取る方法
  3. 年金と一時金を併用して受け取る方法

 

年金として受け取る方法を選択した場合、「公的年金控除」が使えます。

一時金として受け取る方法を選択した場合は「退職所得控除」が使えます。

併用して受け取る方法を選択した場合は「公的年金控除」と「退職控除」が両方使えます。

 

2つの控除では注意点が異なるためしっかり確認しておいてください。

 

年金として受け取る方法を選択した場合の注意点

年金として受け取る方法を選択した場合には以下の注意が必要です。

 

「ある程度収入がある」「その他の公的年金等をもらう予定がある」

 

そんな方は年金として受け取ると課税の対象となりをする場合があります

 

柴犬くん
柴犬くん
年金として受け取る方法は金融機関によってルールが違ったり、個人の収入によって変わるため説明を省略します

 

やや複雑なので個人的には一時金受け取りを推奨します。

年金として受け取る方法の注意点を詳しく知りたい方はこちら

 

 

一時金として受け取る方法を選択した場合の注意点

一時金として受け取る方法を選択した場合には以下の注意が必要です。

「退職所得控除」というのは、ご自分の会社の「退職金」にも適応されます。

従って、iDeCoを一時金として受け取る場合は、

「退職金+iDeCoの一時金」が退職所得控除を超えてしまうと課税の対象になりをします。

 

退職所得控除の計算方法は以下の通りです。

 

勤続1年目から20年目までは毎年40万円分の控除枠がもらえる。(計800万円)

勤続21年目以降は毎年70万円の控除枠がもらえる。

 

分かりやすいように例を用いてみていきましょう。

 

例:会社に42年勤められた場合(私と同じ高卒を想定)

最初の20年は年間40万円の控除枠がもらえるので

毎年40万円×20年=800万円の控除枠を獲得。

21年目からは毎年70万円の控除枠がもらえるので

毎年70万円×22年=1540万円の控除枠を獲得。

 

合計すると42年間勤めることで2340万円の控除枠が獲得できる。

 

つまりこの2340万円−退職金=iDeCoに使える控除枠となります。

 

 iDeCoでは受け取り時に控除が使える(それぞれ注意点あり)

 

 4.スイッチングが使える

iDeCoでは「スイッチング」というものが使えます。

スイッチングとは:商品の入れ替えのことを指す

(例)Aという商品を現在保有しているが、Bという商品に乗り換えたい

そんなときはAという商品を売却し、その売却したお金でBという商品が購入できる

 

このスイッチングが使えることで、以下の利点があります。

(例)一時的に値上がりしたAという投資信託からBという元本確保型商品へと乗り換えることで部分的に利益確定が行える。

A商品が値下がりしたところでB商品からA商品に乗り換えればお金がどんどん増えていくという構図。

 

iDeCoではスイッチングが使える

 

 

ここまでがiDeCoのメリットになります。正しく理解して使えば、老後生活の一助になることは間違いありません。

 

続いて、iDeCoのデメリットについても解説していきます。

 

iDeCoのデメリット

iDeCoのデメリットは下記の3つ。

  1. 原則として60歳まで引き出せない
  2. 加入時と運用中に手数料がかかってしまう
  3. 受け取り時に税金がかかる場合がある

 

柴犬くん
柴犬くん
順番に解説していきます

 

1.原則として60歳まで引き出せない

iDeCoの目的はあくまでも「老後資金」です。 そのため、途中解約というのが原則認められません。

突発的にお金が必要という事態に陥った時にも、引き出すことが出来ない点は注意が必要ですね。

また「加入期間が10年以上」ない場合には、段階的に最大で65歳まで引き出す年齢が遅くなる点にも注意しましょう。

iDeCoは原則60歳まで引き出すことが出来ない

 

2.加入時と運用中に手数料がかかってしまう

iDeCoに加入するためには、iDeCoを取り扱っている金融機関を1つ選ぶ必要があります。 そしてiDeCo用口座の開設や維持には「手数料」が発生します。

 

例:楽天証券の場合

  • 開設手数料2829円(国民年金基金連合会に払うもの)
  • 運用中にかかるコスト月171円(年間2052円)

 

の2つがあります。

 

初年度は、約5000円の費用がかかり、次年度から2000円ほど手数料がかかり続けるというわけですね。

 

ですので月に5000円など少額から始めた場合「節税額」が「手数料」に持っていかれるという事態が起こるのです。

 

金融機関ごとにコストは変わってきますので必ず調べましょう。(おすすめはネット証券)

iDeCoの口座開設や維持には手数料がかかる

 

3.受け取り時に税金がかかる場合がある

こちらは先ほどメリットの3番で述べましたように、控除枠を超えてしまった場合に「課税される」場合があるということです。

 

「年金控除」を使う場合は、自分がもらえる「公的年金の額」を調べる必要がありますし、

「退職金控除」を使う場合は、自分がもらえる「退職金の額」を調べる必要があります。

 

iDeCoは受け取り時に税金がかかる場合がある

 

ここまでがデメリットの解説になります。

 

iDeCoには大きなメリットもありますが、デメリットもあります。

 

とりあえず始めてしまうのではなく、「自分にとってどっちがか」をしっかり考えてから始める必要がありますね。

 

私はやったほうがいい?やらないほうがいい?

iDeCoにはリスクポイントがいくつかあります。

  • 運用商品による元本割れリスク
  • 退職控除が余るかわからないリスク
  • 突発的にお金が必要になっても解約できないリスク

 

こういったリスクを踏まえた上で、メリットを見る必要があります。

 

 

  • 節税効果が見込める
  • 運用益が非課税である

 

というのは大変嬉しいことではありますが、そこだけをみて始めるのは絶対にやめましょう。

 

個人によってリスク許容度は違います

 

従って、あなたがやるべきかやらないべきかというのはあなた自身にしか決められません。

メリットやデメリットをしっかり理解した上で慎重に検討してください

 

似たような税制優遇制度として「つみたてNISA」という制度もあります。そちらの方があなた向きかもしれません。

【初心者向け】つみたてNISAってなに?徹底解説|図解付き

 

iDeCoって何?【まとめ】

iDeCoとは自分で老後に備えるための「私的年金制度」である。

 

iDeCoのメリットは下記の4つ。

  1. 掛け金が全額所得控除される
  2. 運用での利益に対して税金がかからない
  3. 受け取る際に控除が使える
  4. スイッチングが使える

 

iDeCoのデメリットは下記の3つ

  1. 原則として60歳まで引き出せない
  2. 加入時と運用中に手数料がかかってしまう
  3. 受け取り時に税金がかかる場合がある

 

柴犬くん
柴犬くん
メリットはとてつもなく大きいですが、デメリットもそれほど小さいものではありません

慎重に検討された上で始めることをおすすめします

 

iDeCoをする上でおすすめなのが楽天証券です。

 

こちらで口座開設方法について詳しく書いています。

 

つみたてNISAとiDeCoは併用できるの? 優先はどっち?解説しますつみたてNISAと iDeCoが併用できるのかについて解説した記事です。 ...

 

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です