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確定拠出年金は企業型と個人型どっちがおすすめ?【徹底解説】

「確定拠出年金って2個あるみたいだなぁ…」

「企業型と個人型どっちを選べばいいんだろう…?」

 

 

この記事では、あなたのそんな疑問悩みを解消します。

 

柴犬くん
柴犬くん
最初に結論だけ言ってしまうと、

選ぶべきなのは基本的に「企業型」

ただ、条件によっては「個人型」も検討

です!

 

確定拠出年金とは

年金と聞くとあなたは何を思い浮かべますか?

 

人によって思い浮かべるものは違うと思いますが、特にパッと浮かぶのが「国民年金」と「厚生年金」と「企業年金」だと思います。

 

確定拠出年金は、このうちの企業年金にかなり似た性質を持っています。

  • 確定給付企業年金:企業が払ったお金を金融機関が運用(ある程度決まった金額が約束)
  • 確定拠出年金:企業や加入者が毎月拠出したお金を「加入者が決めた商品」で運用(結果次第で金額が上下する)

 

さらに確定拠出年金には、2つの種類があり以下に分かれます。

  • 個人型確定拠出年金(通称iDeCo)詳しい解説はこちら
  • 企業型確定拠出年金(通称企業型DC)詳しい解説はこちら

どちらも制度内容は大きく違いませんが、ところどころ違うポイントがあります。

 

個人型確定拠出年金と企業型確定拠出年金の違い(比較表付き)

この章では、個人型と企業型をで比較しながら解説していきます。

 

  個人型確定拠出年金 企業型確定拠出年金
①加入条件 加入は任意(自分で申し込む) 会社が制度を導入している場合に加入可能
②掛け金 自分で拠出する 会社が拠出する(マッチング拠出と言って加入者が上乗せ可能)
③支払い方法 個人の銀行口座振替 会社が納める
④運用商品の選び方 各金融機関ごとに決められた商品の中から自分で選ぶ 会社が用意した商品の中から選ぶ
⑤口座管理手数料 自分で負担(年間2,000円程度) 会社が負担(例外あり)

 

①加入条件

個人型と企業型では加入条件がまず違います。

個人型は自分で金融機関を決め申し込む(加入は任意)必要があります。

それに対して企業型は企業が制度を導入している場合に加入可能となります。

 

②掛け金

掛け金の拠出方法も違います。

個人型の場合は、自分で掛け金を負担します。

企業型の場合は、会社が掛け金を負担します(マッチング拠出が可能な場合も)

マッチング拠出とは:会社のみが負担していた確定拠出年金の掛金に従業員自身で追加入金できるという制度

利点:これにより節税効果が高まる。

 

③支払い方法

個人型の場合は加入者の銀行口座振替となります。

企業型は会社が納めてくれます。

④運用商品の選び方

個人型の場合は、「自分の決めた金融機関」ごとに決められた商品の中から運用商品を選びます。(おすすめはSBI証券または楽天証券

 

企業型の場合は、「会社が決めた商品」の中から運用商品を選びます。

 

会社型は「地雷商品」が多いので、商品選びで見ると個人型の方が良い

 

⑤口座管理手数料

個人型の場合、口座管理手数料が毎年2,000円程度かかります。

企業型の場合、口座管理手数料を会社が負担してくれます。(例外あり)

会社型は口座管理手数料を会社が負担してくれるため、その金額分リターンが大きくなる

 

柴犬くん
柴犬くん
簡単にまとめると

個人型は、商品は自分の自由に選べるけれど口座管理手数料がかかる

企業型は、商品が自由に選べないけれど口座管理手数料は会社負担である

違いはそれだけということですね。

 

 

個人型確定拠出年金と企業型確定拠出年金 結局どっちにすればいいの?

結論から言うと企業型DCを使うのが良いと思います。

理由は、

口座管理手数料の分だけ企業型確定拠出年金の方が有利だからです。

 

実際にリターンを比較して見ましょう。

 

個人型と企業型のリターンを比較

条件:拠出は毎月1万円 つみたて期間は30年  iDeCoの口座管理手数料は年間2,000円 年間リターンは3%とする

 

個人型確定拠出年金の場合

年間口座手数料は2,000円なので月額になおすと166円。

10,000円-166円=9834円

これを30年積み立て年利3%で運用すると

5,730,635円

 

企業型確定拠出年金の場合

手数料がないので、そのまま10,000円を30年間年利3%で運用すると

5,827,369円

 

となり、10万円ほどの差が生まれます。

 

この差分だけどうしても企業型の方がリターンで勝ります。 よって企業型DCを優先すべきと言う結論にしました。

 

基本的には企業型を選べば間違いないのですが、以下の場合には個人型も候補に入ってきます。

企業型よりも個人型を選んだ方がいい場合

企業型よりも個人型を選ぶ方が良いのは以下のパターン。

  1. 自分の投資したいと思える商品がない
  2. 投資商品が地雷商品ばかり

 

これらの場合は、個人型を選ぶ方がいいと言えます。

順番に解説していきます。

 

①自分の投資したいと思える商品がない

確定拠出年金は、運用商品にお金を拠出するわけですから「投資」です。

そのため、自分が心から「投資したい!」と言う商品がなければ、個人型を選ぶ方が良いでしょう。

企業型で選べる商品は、あくまで会社が選択した商品であるため、結構ひどいラインナップが並んでいたりします。(うちの会社がそうでした)

良い商品がなければ個人型(iDeCo)を検討しましょう。

 

企業型確定拠出年金の制度が会社にある場合、会社が認めなければ個人型確定拠出年金を始められない

 

投資商品が地雷ばかり

先ほど説明したように、企業型で選べる商品は会社が選定しています。

投資に疎い担当者が選定した商品だと、コスト面が全く検討されていない商品が多々あったりします。

私の会社の例を挙げるとこんな感じ。

投資商品A:信託報酬1%

投資商品B:信託報酬1.2%

投資商品C:信託報酬1%

投資商品D:信託報酬0.25%←比較的まともな商品はこれだけ

 

このように、コストがめちゃくちゃ高い商品ばかりの場合があるため、その場合は個人型の方をおすすめします。

信託報酬とは:商品を保有する限り毎年かかる手数料のこと

 

 

確定拠出年金は企業型と個人型どっちがおすすめ?【まとめ】

確定拠出年金は「企業型」がおすすめ!

理由は、

個人型は毎年「口座管理手数料」がかかるため、その分リターンで劣るからです。

 

ただし、以下の場合には「個人型」も検討の余地あり。

  1. 自分の投資したいと思える商品がない
  2. 投資商品が地雷商品ばかり

 

柴犬くん
柴犬くん
信託報酬はおおむね0.25%以下を目安にすると良いかと思います

 

 

確定拠出年金は途中で解約できないので、これから始めようかなと思っている方は同時に「つみたてNISA」と言う制度についても勉強すると良いかと思います。

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