そんな悩みを解消する「サイドFIRE」という生き方について紹介していきます。
解説する私、柴犬くん(@shibainublog)はこんな人
- 20代工場勤務
- 長時間残業で年収400万
- アーリーリタイアを夢見ている
- 節約,本業,副業,投資,により「貯金1,000万」を達成
①サイドFIREはかなり再現性のある生き方
②一般人でもサイドFIREは可能
となります
それでは見ていきましょう。
Contents
そもそもサイドFIREとは?

FIREという「生き方」が「欧米」で人気になっているのはご存知でしょうか?
FIREとは:Financial Independence Retire Earlyの略語で、経済的に独立し早期リタイアするという生き方です
最近では、芸人の「厚切りジェイソンさん」がFIREしていたと話題になりましたね。
関連記事:厚切りジェイソンさんが収入の9割をを投資につぎ込む理由とは「東証マネ部(外部サイト)」
このFIREを成し遂げるためには、「高収入」もしくは「かなりの倹約」が必要になります。
労働で築いた資産を「株式」や「不動産」に回し、そこから生まれる「資産所得」を使って生活していくというわけですね。
資産所得には、「自分の時間を使わない」という大きすぎる利点があります。
- 趣味の時間を過ごしても
- 友達とランチをしてても
- 旅行中でも
何をしていてもお金が、勝手に入ってくるそんなイメージです
FIRE業界では、「4%ルール」という非常に有名な数字があります。
4%ルールとは:世界中の資産に投資すると「平均リターン4%」という数字が期待できる。
つまり、「資産額×4%」が年間生活費を上回ればリタイア達成
そんなのむり!絶対むり!
サイドFIREとは、
「全てのお金を投資などでまかなうのではなく、一部は稼いじゃおう」
そんな生き方です。
この生き方を選択すると、「早期リタイア」がグッと近いものになりますよ。
以下で「サイドFIRE」のメリットについて解説していきます。
サイドFIREの利点

この章では、サイドFIREの利点を3つ紹介したいと思います。
サイドFIREの利点
- 少ない資産でもリタイアが可能
- 自由な時間を過ごすことができる
- 不足の事態に備えて「スキル」を維持できる
少ない資産でもリタイアが可能
サイドFIREでは、資産が少なくてもリタイアすることが可能です。
通常FIREでは、かなりの金額が必要になります。
ところがサイドFIREでは、「ある程度のお金」を稼ぐため必要な資金が少なくなります。
例えば、年間生活費240万円(月20万円)の方の場合
半分の10万円を稼いでしまえば、必要な金額が年間120万円になるので
4%ルールで考えると3,000万円で良いことになります
もちろん「月に10万円」を稼ぐというのは、簡単なことではありません。
しかし、現代は「インターネットの普及」などにより、「在宅」でも稼ぐことができる時代です。
- ハンドメイド
- プログラミング
- ブログ
- せどり
サイドFIREは、「リタイアに必要なお金」というハードルを下げることができる。
自由な時間を過ごすことができる
この記事を読んでいるあなたは、「会社員」など、会社に雇用されているのではないでしょうか?
会社員生活は
- 話の合わない同僚
- 理不尽なことをいう上司
- 終わらない業務
など「ストレス」を抱えた生活をするのが常です。
しかし、サイドFIREを達成すれば「ストレスのない環境」を自分で選ぶことができるのです。
例えば、
「やってみたかった仕事だけど給料が低いので諦めていた仕事に挑戦」
「在宅でも出来る仕事で生活」
「嫌な仕事ならすぐにやめる」
こうした判断が自由に出来ます。
サイドFIREは、少額を稼ぐだけなのでゆる〜く好きな仕事をすることができる
不測の事態に備えて「スキル」を維持できる
完全リタイア(FIRE)には、不測の事態(災害やハイパーインフレ)などが起こるんじゃないか?
といったような不安が付きまといます。
その不安の正体を考えてみると、
- 自分の昔使っていたスキルは通用するのだろうか?
- そもそも私は再就職できるのだろうか?
というものになると思います。
ところが、サイドFIREでは「ある程度の金額を稼ぎ続ける」ため、「稼ぐスキル」が衰えることがありません。
そのため、「再就職する必要」があれば、サクッと就職先が見つかることでしょう。
続いて「サイドFIRE」を志す上で必要なお金の考え方について紹介していきます。
サイドFIREに必要な金額は?

大前提ですが、サイドFIREを始めとする「早期リタイア」に必要な金額はそれぞれの家庭ごとに違います。
ですから、「○○万円があれば大丈夫です!」と金額を提示することが出来ません。
そのため、FIREを志す上では、次のことを個々で確認する必要があります。
- 現状の家計支出はいくらか?
- 今の生活で満足感はあるか?
- 将来必要になりそうな項目は?
現状の家計支出はいくらか?
サイドFIREをはじめ、「早期リタイア」には「家計支出」を知ることが必須です。
なぜなら、「いくら使っているか」が把握出来ていなければ「いくら必要か」が一生計算できないからです。
ここでの生活支出は、「年間を通して」出来るだけ正確に出しておくことがおすすめです。
というのも、毎月の支出は大体固定されるものの、ときどき発生する「突発的なお金」が家庭に大きな影響を与えることがあるからです。
車検や自動車税、保険の一括支払いなど
年間にいくらくらいの支出があるのか、正確に知るには「家計簿」がおすすめです。
今の生活で満足感はあるか?
「今の生活に満足感があるか?」というのもかなり大事な指標です。
例えば、
「もう少し良い車に乗りたい…」
「もう少し良いお家に住みたい…」
などと思っているのであれば、その思いを抱えたまま「サイドFIRE」をしてしまい「こんなはずじゃなかった…」となりかねないからです。
最適な支出の見極めには三菱サラリーマンさんという方の支出最適化の記事が参考になるかと思います。(外部サイト)
将来必要になりそうな項目はある?
将来に自分たちに「必要になりそうな支出」はあるか?
こちらも、大事な項目になります。
例えば、
「子供の学費等」
「親の介護費用」
「持ち家の修理費用」
などがこれにあたります。
その他、FIREに必要な要素についてはこちらで記事にしています。
アーリーリタイア(FIRE)に必要なものは何?【節約.貯金.投資】
一般人でもサイドFIREは可能か?

私は誰でも「サイドFIRE」は達成可能だと考えます。
しかし、何も考えずというわけではなく「支出の最小化」や「収入の最大化」を考えることが必須になります。
下記で実際に日本人の平均年収400万円という数字から試算してみましょう。
年収400万円の方の手取り年収は320万円くらいになります。
年間支出を240万円(月20万円)とすると年間に貯金できる金額は以下のようになります。
320万円-240万円=80万円
年間支出の半分(120万円)を資産所得でまかないたいと考えると以下の金額が必要です。
120万円÷4%=3,000万円
年間の貯金額から、3,000万円を貯めるための期間は以下のようになります。
3,000万円÷80万円=37.5年
この数字は、貯金だけで考えた場合なので「投資に回し年利4%のリターン」を得られた場合で考えましょう。
楽天積立簡単シミュレーションを使って計算しました
毎月66,666円(年間約80万)を年利4%で積み立て続けると、
22年11ヶ月で3,000万円に到達するようです。
つまり、年収400万円という「日本人の平均年収」でも、「サイドFIRE」を達成することはそれほど難しくはないということです。
最後にこの記事をまとめます。
サイドFIRE【まとめ】

サイドFIREとは、「完全なリタイア」ではなく、「一部を自分で稼いでしまおう」という考え方。
収入の最大化や支出の最小化を考えればだれでも達成可能です。
サイドFIREの利点は下記の3つ
- 少ない資産でもリタイアが可能
- 自由な時間を過ごすことができる
- 不足の事態に備えて「スキル」を維持できる
サイドFIREなど「早期リタイア」に必要な要素
- 現状の家計支出はいくらか?
- 今の生活で満足感はあるか?
- 将来必要になりそうな項目は?
参考にした書籍一覧
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